知っているようで知らない、おせちのはなし

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知っているようで知らない、おせちのはなし

知っているようで知らない、おせちのはなし

2026/08/26

こんにちは! 

“おいしい”を楽しむ自然と食の複合施設「恵那銀の森」です。 

 

お正月の食卓に欠かせない「おせち料理」。 

黒豆や数の子、田作りなど、ひとつひとつの料理に新しい年への願いが込められていることは、よく知られていますよね。では、そもそもおせちはいつから食べられるようになったのでしょうか? 

実は、おせちはもともとお正月だけに食べられていた料理ではありません。長い歴史の中で形を変えながら、今の私たちの食卓へと受け継がれてきました。 

今回は、そんなおせちの起源や歴史をたどりながら、時代とともに変化してきた「おせちのかたち」についてご紹介します。 

目次

    おせちの起源は?

    お正月に食べる料理として、今ではすっかり馴染みのある「おせち」。 

    おせちのルーツは、古くから日本で行われてきた「節日(せちにち)」の行事にあると言われています。 

    節日とは、季節の変わり目などに特別な日を設け、神様に食べ物を供えたり、無病息災や豊作を願ったりする日です。 

    こうした節日に用意される特別な料理は「御節供(おせちく)」と呼ばれていました。 

    では、この「御節供」が、どのようにして現在のお正月のおせちへとつながったのでしょうか。 

    おせちは宮中行事だった

    その舞台となったのが、古くから宮中で行われてきた「節会(せちえ)」です。 

    節会とは、季節の節目を祝うために宮中で行われていた宴のこと。様々な節日に行われ、料理やお酒などを楽しみながら、その節目を祝っていました。 

    こうした節会で用意された料理が「御節供(おせちく)」と呼ばれ、これが現在の「おせち」という名前の由来になったとされています。 

    なかでも、一年の始まりであるお正月は特に大切な節目。新しい年の豊作や、健康、幸せを願い、特別な料理が用意されました。 

    こうして宮中で行われていた節会と御節供の文化は、時代とともに少しずつ人々の暮らしへと広がっていきます。 

    庶民文化としての定着

    宮中で行われていたおせち文化は、やがて庶民の間にも広がっていきました。 

    江戸時代ごろになると、お正月に家族で食卓を囲み、新しい年を祝う料理として定着していきます。 

    また、このころから料理ひとつひとつに縁起の良い意味を込める習慣も広まりました。 

    黒豆には「まめに働き、健康に暮らせますように」、数の子には「子孫が繁栄しますように」、田作りには「五穀豊作になりますように」など、それぞれの料理に新しい年への願いが託されています。 

    地域や家庭によって食べる料理が異なるのも、おせちの特徴です。土地の食材や風習を取り入れながら、さまざまなおせちの形が生まれていきました。 

    現在のおせちはどう変化したのか

    長い歴史の中で、おせち料理や楽しみ方も少しずつ変化してきました。 

    かつては、日持ちする料理を中心に、年末に料理を用意してお正月の数日間を過ごすという意味合いもありました。 

    現在では、保存性だけでなく、彩りや味わい、華やかさも大切にされるようになり、和食だけでなく洋食や中華風など、さまざまな料理を楽しめるおせちも増えています。 

    また、家庭で一品ずつ手作りするだけでなく、専門店のおせちを選び、家族みんなで楽しむというスタイルも一般的になりました。 

    時代とともに「おせちのかたち」は変わり、より自由に、より多彩に楽しめる料理へと広がっています。 

    家族で楽しむ、これからのおせち

    形や料理は変わっても、おせちに込められた願いは、今も昔も変わりません。 

    忙しい毎日の中で、家族みんなが揃って食卓を囲む時間は、以前よりも少なくなっているかもしれません。だからこそ、お正月くらいはゆっくりと料理を囲み、一年の始まりをみんなで楽しむ。そんな時間も、おせちが受け継いできた大切な文化のひとつなのではないでしょうか。 

    昔から続く食文化を大切にしながら、今の暮らしや好みに合わせて楽しむ。 

    恵那銀の森のおせちも、そんな「これからのおせち」のひとつとして、素材や味わいにこだわり、一年の始まりを彩る料理をお届けしています。 

    新しい一年の幸せを願いながら、大切な人と囲むお正月の食卓に、今年は、家族みんなで楽しむおせちを選んではいかがでしょうか。 

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