僕らのサンシャイン計画
共に考えたいことが、あります。
私たち恵那銀の森は、名古屋の北部、車で約1時間の恵那山に見守られる山々に囲まれた小さな町にあります。
会長の渡邉大作は幼い頃よりこの恵那の里山を駆け、川で魚を追い育った自然児です。
そのせいか、森や野草や鳥等の自然が大好きです。
幼い記憶は、大人になり仕事に精を出すと共に、薄れかけたかに思えていましたが、
商店街より少しはずれの地に当時の新工場(現在のおせちファクトリー)を建てるにあたり考えました。
工場の中は衛生面や動きやすさや効率が優先してしまう。だからせめて、工場の周辺は小川が流れ、鳥が唄い、いい風が通る森や、ぽかぽか陽気の日はスタッフが芝生でねっころがるような環境を作りたい…と。
そうあの幼い頃の里山への想いが新工場で蘇ったのです。
平成の初期、当時としての事業規模からすれば、とても大きな工場でしかも芝生と木々に囲まれた工場は珍しかったようで、小さな町の小さな話題になりました。
この恵那の地で家業にコツコツ励み、あれから20数年後、息子も一緒に働け、多くの仲間も支えてくれて「おせち料理専門」ではなんとかやっていけるかも…とみんなが思い始めたころ、渡邉大作は息子に言った
「これではダメだ!!次なる挑戦をしなければ。ここで事業をやっている意味がない」
正直、今でもなんとか食っていける。しかし、しかしだよ。モノは豊かになったように見えていても、なんかまだ小さいながらでも我々がこの恵那のまちから社会に新しい風を吹かせることができるんじゃないか…?
例えば食べ物の事、日本の食、地方の食、食文化を次世代へつなげる仕事や食育活動を通じて、もっと地元への貢献が出来るんじゃないか…?都市の人々にちょっとした豊かな空間や時間を。新しい価値観やライフスタイルをはじめ自然環境への取り組みを提案できるんじゃないか…と!
森で豊かに、森を豊かに。
施設「恵那銀の森」の誕生
いろんな思いの中から、渡邉大作はついに頭の中のイメージをつなぎはじめました。
それは、ここちよい森に囲まれたモノづくり拠点集合。職人と顧客がつながるモノづくりの森。早朝よりバターの香りが広がるお菓子屋さん、その隣りでは大釜で飛騨牛のそぼろを炊き「おせち専門店」としての「節会」の伝承と意味を伝える館、さらに栗のまちとしての和菓子屋さんに森の食卓というレストラン等々。
これまでになかった「おいしい」「楽しい」新しい融合体「銀の森」を立ち上げたのでした。
新たな試み
僕らのサンシャイン計画
自給自足100%を目指して
そんな時にあの悲しい出来事、3.11震災が現実に起こってしまいました。
コントロールできない原子力発電所。
やはりもう一度どうしても環境とエネルギー問題に自ら取り組まなければならないと強く思い、再び「自然エネルギー100%の自給工場」への挑戦が始まりました。
渡邉はイキイキしていた。
自然の中でゆっくり手づくりされるお菓子たち、里山の栗の花、太陽をたっぷり浴びて育った真っ赤なりんご…。自然の恵みとエネルギーを人の技術と知恵で仲良く、おいしく融合する。夢を持ち希望を持ち続ければチャンスはやってくる。
「僕らのサンシャイン計画 メガソーラー恵那銀の森」です。
自給率を上げ、100%自給を目指していきます。
そしてまたひとつ、おいしいが生まれる
新たな「おいしい」の始まり
ついにみなさんにお届けできる日がやってきました。
私たちは【メガソーラー・太陽光発電システム】を使用し、
できる限り人と環境にやさしい製品づくりと事業活動を目指しています。
その中でうまれた「お陽さまが焼いたアップルパイ」
お陽さまのチカラを電気に換えて、銀の森の工場でアップルパイを焼いています。
お陽さまがりんごを真っ赤に実らせるように、お陽さまの力をエネルギー(太陽光発電)に変えて焼き上げるアップルパイということから名前は「お陽さまが焼いたアップルパイ」となりました。皆さんに愛されるアップルパイになれば幸いです。
「自然エネルギー100%の自給工場」への挑戦は続きます。
※メガソーラー・太陽光発電システムを使用して作られた商品にはパッケージにCO2削減の表記が記載されております。
メガソーラー・太陽光発電システムについて
お陽さまのチカラを電気に換えて
敷地面積 | 16,524㎡ |
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パネル枚数 | 3,984枚 |
発電量 | 1,134MWh(1年間) ※一般家庭の約210世帯に相当 |
石油削減効果 | 270kL |
二酸化炭素(CO2)の削減効果 | 490t ※杉の木・約3万5000本が吸収する量に相当します。 |